幼稚園から大学までの学費はいくらかかるの?!教育にかかる費用について

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子供が生まれてから成人するまで一体いどのくらい教育費用がかかるのでしょうか?一般に言われているのは1人育てるのに1千万!では3人子供がいる場合3千万!実に家が1件建つくらいの金額ですね。クラクラします。本当にそんなにかかるものでしょうか?また払っていけるのでしょうか?しかし、現在の日本ではお金がなくて教育を受けさせられない…という声はあまり聞きません。大学はとてもお金がいるとわかっているけど、結構当たり前に大学に行かせている家庭が多い。でも実際は大学4年間通わせると数百万単位のお金がいるわけですよね。みなさん、どうやってやりくりしているのかとても関心があります。では、実際どれくらいかかるか検証してみましょう。子供がおぎゃーと産まれた瞬間から紙おむつ代や、ミルク代、衣服代などかかります。それは養育費に分類されます。今回は養育費はひとまず置いておき、幼稚園、小学校、中学校、高校から大学までかかる教育費に注目してみたいと思います。

幼稚園で教育費はいくらかかるの?

では、子供が3歳になったころから幼稚園か保育園を検討すると思います。また、それ以前に共働きであれは、0歳児から保育園という選択をする家庭もあることでしょう。保育園については、認可保育園なのか無認可保育園なのかで費用は違います。

また所得や子供の人数や子供の年齢(低年齢のほうが割高になる)によって保育料が違いますので、一般的に幼稚園3年保育(年少・年中・年少)から入園させたと仮定してのお話です。

データは文部科学省「平成24年度子どもの学習費調査」(26.1/10付)より抜粋しました。

まず、私立幼稚園の場合、住んでいる地域や幼稚園にもよりますが、大体1年間に48万7,427円ほどかかると言われてます。月額にすると約4万円必要となりますね。これは入学金や制服、給食費、遠足の費用などすべてを含めています。

公立幼稚園だと1年間に23万100円と私立幼稚園の約半分ですね。しかし、日本の幼稚園は私立のほうが多く8割以上は私立に通わせているというデータとなっているようです。

ここで、兄弟が2歳違いの場合でどちらも3年保育にした場合、1年間は2人分の幼稚園代がかかるので負担は大きいですね。しかし、3人目になると第3子優遇措置があり保育料は殆どかからないので少しほっとしますよね。しかしこれは自治体によって支援制度が違いますので自分の住んでいるところがどんな支援制度があるか確認しておくべきでしょう。

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小学校で教育費はいくらかかるの?

それでは小学校はどうでしょう?小中学校は公立に通わせる方が圧倒的多く、この時期が一番教育費はかかりません。中には小学校から私という方もおられますが、全体の1%程度です。

中学校では7.2%。学費については、公立小学校では1年間30万5,807円。月額にして2万5,000円。少し高いように思いますが、これは学校外活動費(学習塾や習い事の月謝)20万8,575円を含んでおります。

なので何も習いごとをさせなければ、9万7,232円(月額8千円程度)となります。これは6年生のときにある修学旅行の代金も含まれた金額です。私立小学校では142万2,357円。公立の約4.5倍かかるということですね。

また公立同様、学校外活動費が55万9,661円と公立の倍以上となっております。私立に通わせながら、学習塾や習い事にも通っているお子さんが多いということですかね。

中学校で教育費はいくらかかるの?

公立の中学校では1年間45万340円。うち学校外活動費は28万2,692円となっております。これは高校受験に向けて進学塾に通う傾向があるからでしょうか。私立中学校では1年間129万5,156円。公立の2.8倍です。

うち学校外活動費は29万4,250円と中学校になれば公立も私立も同じくらいの額となっています。

高校で教育費はいくらかかるの?

受験を経て、公立高校へ行くのか、私立高校へ行くのかで教育費がずいぶんと違ってきます。まず、公立高校の場合、1年間38万6,439円。授業料は0円で計算しております。

旧制度の高校無償制は平成26年4月入学から就学支援制度に変更になり一定所得以上の方以外は申請し認定されると授業料が免除となる制度です。また学校外活動費は15万5,602円となっており、学習塾、予備校、習い事などしない場合は23万837円で月額1万9,000円くらいです。

私立高校の場合、1年間96万6,816円。うち学校外活動費24万4,604円です。学校外活動費を除いても72万2,212円、月額6万円かかりますね。この中に部活動費は含まれてませんので、部費や遠征費やユニフォーム代等さらに加算と考えていたほうがいいでしょう。

さて、幼稚園、小中学校と見てみましたが、ここまででトータルしてみましょう。

幼稚園から高校までオール私立という方もいらっしゃるでしょうが、一般的なパターンとして私立の幼稚園に通い、そのまま地域の小中学校に通い、受験を経て公立高校というパターンで見てみると580万7,460円となります。

勿論、この中には学校外活動費も含まれた金額なので、習い事の有無、数によって違ってきます。ここで冒頭述べた子供の教育費1千万かかる!と言った金額の半分は既にかかっているわけですよね。

では、残りの半分は?

そう、大学にかかる学費ということになります。大学も国公立大学と私立大学でも違いますし、学部によっても学費が違い文系よりも理系の方が高くなります。

大学にかかる学費はいくら?

国公立の場合、文系と理系とは殆ど変りませんが、私立になると文系より理系のほうが高くなります。また、大学は高校のときに払う入学金とは額が違います。それも含めた金額で4年間で、国公立大学が518万円、私立大学(文系)690万円、私立大学(理系)812万円となっております。

実は、受験料も見落とせない費用です。

センター試験検定料は1万8,000円、国公立大学検定料(2次試験/前期)1万7,000円、国公立大学検定料(2次試験/後期)1万7,000円。私立大学の受験料1校あたり約3万5,000円+願書代かかるので、いくつも私立大学を受けたら結構な金額となりますね。

冒頭1千万といった金額は決して大げさな数字ではないようですね。また、これには養育費は含まれておりません。養育費まで含めると1人3千万円と言われてます。実に恐ろしい検証結果です。

幼稚園時代はお金がかかりますが、小中学校時代は比較的教育費はかからない時期であるので、教育費の一番かかる時期のために小中学校時代にいくら貯蓄できるかがポイントとなります。計画的に資金計画をたてましょう。次回「教育資金の作り方」で詳しく説明していきたいと思います。

著者の情報

ひとみ
ひとみ
九州で不動産会社で宅建主任士として重説及び物件概要書の作成しています。子育ての経験で得た情報と、日々の不動産業を通して見えた火災保険に関する記事を執筆いたしました。

カテゴリー:学資保険,専門家による記事