ペット保険をお探しの方へ専門家が簡単解説!ペット保険で犬・猫への医療費不安を軽減できる!

投稿日:2018年4月12日

ペットにも健康保険証(ペット保険)を準備してあげよう!

これからもしくはを我が家の一員として迎えようとお考えている方は、今後どれだけのペットの医療費がかかるのだろうと心配されますよね。医療費だけでなく、万が一、他人や他人の犬や猫を怪我させたらどうしようかと気になりますよね。そんな不安を取り除いてくれるのが、ペット保険なのです。

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ペット保険とは

ペット保険は主に犬や猫を対象とした保険で、万が一ペットが怪我や病気などにより動物病院で治療や手術を受けたとき、保険会社が被保険者に対して保険金を支払う保険です。

一部の保険会社では、犬と猫だけでなく、うさぎフェレットなどの小動物を対象としたペット保険も提供しています。さらに、リスハムスターカメチンチラモルモットなども補償する商品が登場しております。

ペット保険は大きく3種類にわけられます。その補償内容について!

ペット保険の種類と補償内容はとてもシンプルです。ペット保険はペット版の健康保険と考えていただいてまったく問題ないです。ペット保険に加入することによって、保険会社が契約者に対して健康保険証を発行してくれるとイメージしてください。

ペット保険は人間の健康保険証と同じで医療費の一部を保険で負担します。ペット保険の契約内容によってかかった医療費の90%、70%、50%、30%を負担する仕組みになっているのです。

さて、ここからは大きく3つのタイプに分かれるペット保険の種類について確認してみたいと思います。

 

ワンちゃんや猫ちゃん向けの健康保険証が作れるんですね!

そうよ~。これで本当の家族の一員ね~

 

1.入院・通院から手術費まで定額で保険金を支払うペット保険

最初に最も標準的なペット保険商品について最初にご紹介いたします。

ペットの医療費を入院・通院・手術のいかなるケースも保険金支払い対象として保険金を支払う、一番グレードが高いペット保険になります。ペット保険はペットの医療費に対して何%を保険でカバーするか選択することができます。

このいかなるケースでも保険金を支払ってくれるタイプの場合、保険金の支払い上限は医療費の50%70%というケースがほとんどです。さらに、1日あたりの保険金支払い上限額も選択することになります。

1日あたりの支払い保険金額は、入院と通院プランで上限額が定められております。

例えば

  • 1日あたり入院&通院 14,000円(ただし、年間上限20日)
  • 1日あたり入院 30,000円、通院12,000円(ただし、年間それぞれ上限22日)

と入院ならびに通院の支払い上限額が定められております。

70%補償してくれるプランに加入した場合で、入院で日額30,000円の医療費がかかったとします。

70%補償プランに加入しておけば、30,000円の70%を保険金でカバーしてもらえますので、21,000円を保険会社に請求することになりますが、保険会社の商品によっては日額の上限をオーバーして満額請求できないこともあります。

また、手術費用に対する定額払いの保険金も医療費の50%あるいは70%プランによって異なってきます。この手術費用に対する保険金も1年回に2回までしか請求できないと定められております。

受け取れる保険金の限度額・条件が決まっているからよく確認してね~

 

2.手術費に特化して保険金を支払うペット保険

次にご紹介するのが、標準的なペット保険から手術に特化したペット保険商品です。

ペットの通院にかかる費用は自己負担とし、高額になる可能性が手術費用だけペット保険で経済的な負担を減らす商品があります。

この手術特化型のペット保険は、ペットが手術時の入院費用も補償してくれる特徴があります。保険金の支払い上限は手術費(入院費含む)の70%90%というケースがほとんどです。

もし、ペットが入院をして500,000円の手術費(入院費含む)がかかったとします。その費用の70%あるいは90%を1年に2回まで請求できるというのが一般的です。また、一定の手術費まで達していないと、保険金の支払い対象外になる条件もあります。

手術に関連する費用だけのタイプよ~

 

3.ペットショップ・ブリーダー等から受け渡しされた日から加入できるペット保険

最後にネットで販売されていないペット保険商品をご紹介いたします。

ペット保険に加入するためには、ペットの健康状態を告知し、補償が開始されるまで約1ヶ月間待たなくてはいけません。

ただし、例外のペット保険商品があります。

動物取扱業の登録を受けたペットショップやブリーダーが保険代理店で、1歳未満の犬や猫が、ペット保険に加入する場合。その犬や猫は健康状況を告知せずにペット保険に加入できるのです。

動物取扱業の登録を行っている代理店は、しっかりと犬や猫などの生態を管理しているということが見込まれるため、犬や猫が1歳になるまでの保険契約の場合、特種なペット保険に加入することができるのです。

犬や猫はペットショップやブリーダーから引き渡して1ヶ月間のみ、入院・通院から手術費まで保険金額の100%を補償するタイプの保険です。なお、それぞれ限度日数と限度金額があります。

 

ワンちゃんや猫ちゃんを家族として受け入れたときだけですね!

3タイプのペット保険からどのタイプに加入するか、しっかり考えてくださいね~

 

ペット保険には加入できる年齢条件がある

人間が加入する民間の医療保険は、保険加入ができる年齢に上限があります。一定の年齢を過ぎると、加入できる医療保険が限定され保険料も割高な保険商品になってしまいます。

ペット保険も人間の医療保険と同じように、犬や猫がペット保険に加入できる年齢に上限があります。以下、ペット保険を取り扱っている損害保険会社の引受年齢の一覧を調べてみました。

保険会社犬・猫鳥・小動物
アニコム損保7歳11ヶ月まで3歳11ヶ月まで
アイペット損保12歳11ヶ月まで(不明)
アクサ損害保険8歳11ヶ月まで
※最短1週間で契約成立
-
au損保10歳11ヶ月まで
※申込日で変更あり
-

犬や猫が8歳を過ぎたら、ペット保険の加入が難しくなってきます。8歳を過ぎても契約自体は可能ですが、過去に犬や猫が病気をしていれば、保険会社が契約を引き受けないケースも出てきます。

人間の医療保険と同じ仕組みです。

自分で毎月万が一のお金を貯める自家保険がいいのか、民間の損害保険会社に委ねるペット保険がいいのか。ここの判断は本当に難しいところです。

わしゃ、年をとり過ぎてもう無理カメ~。あっ、カメは対象外だったわい(笑)。

 

ペット保険には保険金の支払い限度がある

人間の医療保険は、入院・通院に700日や1,000日、1,095日の通算限度日数が設けられております。

保険金支払いに上限があるのは、ペット保険も同じです。

1契約(1年間)の入院日数が通算20日であったり、手術費用が2回(保険金額の上限あり)だったり、保険金の支払い上限が設けられています。商品ごと、通算限度日数と保険金額を掛ければ、保険金として最大いくら受け取れるか確認できます。

病気をしがちな犬や猫の場合、あっという間に通算限度日数に達する可能性もあります。ペット保険に加入する前に、ペット保険の保険金支払いも人間の医療保険と同じように、上限があるということを認識・確認のうえ、ご契約くださいね。

無制限に使えるということではないのですね…

 

賠償責任保険はペット保険の特約では不十分です!

飼い犬トラブルで裁判所が芸能人に1,750万円の支払い命令!

ペット保険は自動車保険や火災保険と異なり、任意で特約付帯できるものとして1つしかないといっても過言ではりません。それが賠償責任保険です。

犬同士の喧嘩で第三者の犬を怪我させてしまったりした場合、損害賠償請求をされる可能性があります。また、芸能人の犬が第三者に損害を与えて多額の賠償金を支払うようになった事例もあります。

反町さん夫妻の賠償額を増額 東京高裁、飼い犬トラブルで

 俳優の反町隆史さんと松嶋菜々子さん夫妻の飼い犬にかまれて負傷した同じマンションの女性住人が退去したため賃料収入を失ったとして、不動産管理会社が夫妻に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁の高世三郎裁判長は385万円の支払いを命じた一審・東京地裁判決を変更し、賠償額を1,725万円に増額した。

 判決によると、かまれた女性は約1カ月後に退去したが、管理会社は女性側に賃料2カ月分の解約違約金(350万円)を請求しなかった。

 一審判決は「女性側に生じたはずの損害を管理会社が肩代わりした」と認め、夫妻に違約金と弁護士費用の支払いを命令。これに対し、高世裁判長は「次の入居者が決まるまで相当期間が必要」として、9カ月分の賃料相当額などを賠償すべきだと判断した。

参照:日本経済新聞 2013年10月10日

滅多にないケースですが、万が一は発生するのです。ペットを飼うことになったら、必ず第三者の財物に対する損害賠償保険に加入してください。

ただし、ペット保険の特約で損害賠償保険の付帯だけではダメです。その大きな理由は2つあります。

ペット保険会社が提供する個人賠償責任保険では、1億円の保険金額が設定できない

自動車保険や賃貸向けの火災保険に付帯できいる個人賠償責任保険の場合、一般的には補償される保険金額は1億円です。

一方、ペット保険を取り扱っている保険会社4社の個人賠償責任保険について保険金額がいくらまで設定できるか確認をしてみました。

保険会社名保険金額自己負担(免責)
アニコム損保1,000万円3,000円
アイペット損保500万円-
アクサ損害保険1,000万円
(※示談代行あり)
-
au損保--

最大でも1,000万円までしか補償してくれない賠償特約では、1,725万円の損害賠償請求を満額保険でカバーできません。犬や猫を飼う場合、個人賠償責任保険は1,000万円以上必要と認識してください。

ペット保険会社が事故相手との示談交渉をしてくれない

ペット保険に付帯される個人賠償責任保険(アクサ損害保険を除く)の場合、事故相手との示談交渉は自分で行う必要があります。示談交渉のために弁護士を雇ったとしても、その費用が保険金として請求できるかはわかりません。

自分自身が主体的に示談交渉を行い、交渉結果を保険会社に伝える。保険会社は保険金支払いとして認定できる部分を保険金として支払う。

これが、ペット保険の個人賠償責任保険なのです。おおよそ、20年前の古い賠償保険を販売している状態です。なお、大手損保会社の賠償責任保険は、示談交渉サービスは当然のように自動的に付帯されます。

自動車保険や火災保険を確認してください

個人賠償責任保険は、1家に1契約あれば本人・配偶者、同居の親族から別居の未婚の子、さらに、犬や猫までもが保険の支払い対象となります。一般的には、自動車保険や火災保険(賃貸・住宅ローン)の特約として付帯することが可能です。

自転車で学校に通学しているようなお子さまをお持ちのかたは、自転車保険に加入しなくても、通学中に偶然何か傷つけてしまった場合でも、この特約でカバーされます。自動車保険や火災保険に1億円の補償を加えても月々100円程度の保険料です。

個人賠償責任保険は付帯漏れする可能性があるので、火災保険(賃貸・住宅ローン)に付帯するのが一番安全かと思います。

他人から預かった犬や猫を怪我させた場合、損害賠償保険は支払い対象外です

他人の犬を預かって散歩をさせたときに、コントロールが効かなくなり怪我をさせてしまったというケースなどがあるかと思います。預った犬が起こした事故に対して、損害賠償保険は支払い対象外となるのです。

預かりものの管理責任が他人から自分へと移り、管理下に置かれているものは第三者のものとして考えなくなるのです。

個人賠償責任保険の特約は要注意カメ~

 

ペットの火葬費用を支払うペット保険の特約がある

ペット保険の特約として、珍しい特約があるのでご紹介いたします。一つがペットとの最後のお別れ時の費用、火葬費用を担保する特約です。保険金として30,000円支払われます。

この保険金額は、東京都内で実際にペットの火葬にかかる費用とほぼ同じ金額です。

ペット保険の主な割引制度

ペット保険は、シンプルな保険商品であることから多くの割引制度がありません。その中でも、主なペット保険の割引を紹介いたします。

犬や猫を複数頭飼っている方向けの多頭割引

自動車保険の複数台保有の方に対する割引制度のように、ペット保険にも多頭を飼っている方向けの割引制度が存在してます。ただし、自動車保険と異なる点が1つあります。

それは、補償開始日が同じ日でなくても割引を適用してくれるというものです。割引の適用漏れが懸念されますが、同一会社で2頭目の保険加入を検討する場合には、この割引制度を忘れないように申し出てください。

特に猫を多頭飼いしている方は、漏れがないかチェックしてくださいね。

犬や猫が保険金請求事故を起こさず、次年度も継続した場合の割引

無事故割引や健康割引というような言い方をされますが、ペットが保険期間中に保険金請求事故を1度もせず、次年度も契約を継続した場合に保険料割引が適用されます。

ペット保険の選び方は”動物病院との提携の有無”

ペット保険の補償内容や特約、割引制度を確認してきましたが、各保険会社の補償内容に大きな違いが発生するかといえば、それほど大きな違いは発生しません。

では、一体どこに違いが出てくるのでしょうか。

ペット保険を取り扱っている保険会社間で一番大きな違いは、動物病院と提携があるかないかです。この動物病院と提携があると、人間が病院で診察を受けるのと同じように受診できます。

つまり、治療や手術を受けたその日に100,000円請求された場合、70,000円は動物病院から保険会社に直接請求され、残りの30,000円だけ実費で支払って帰るということができるのです。後々の保険金請求の手間隙がなくて非常に便利です。

動物病院に対応している保険会社は損害保険会社でもまだ2社だけよ~♪

 

ペット保険を取り扱っている保険会社

ペット保険が世の中に登場したころは、保険会社でなく共済という名の下で保障が販売されていました。その後、共済はすべて少額短期保険会社に変わり、一部の少額短期保険は損害保険会社へと変わっていきました。

現在、ペット保険を取り扱っている損害保険会社ならびに少額短期保険会社について確認をしておきたいと思います。

ペット保険を取り扱っている損害保険会社

保険会社名/商品名オールカバーのペット保険手術費特化のペット保険
アイペット損保うちの子うちの子ライト
アクサ損害保険アクサダイレクトのペット保険-
アニコム損保どうぶつ健康ふぁみりぃどうぶつ健康ぷち
au損保ペットの保険「通院ありタイプ」ペットの保険「通院なしタイプ」

ペット保険を取り扱っている少額短期保険会社

保険会社名/商品名オールカバーのペット保険手術費特化のペット保険
SBIいきいき少短プラン70スタンダード-
ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリム-
日本アニマル倶楽部プリズムコール®-
ペットメディカルサポート家庭動物保険-
もっとぎゅっとペットのための医療保険ペットのための手術保険
FPCフリーペットほけん-
日本ペットプラスいぬとねこの保険-
ペッツベストペット医療保険-
イーペットe-ペット-
ペッツファーストペットがいちばん保険-

最後に

ペット保険を一番最初に考えるのは、ペットショップやブリーダーさんから犬や猫を引き取るときだと思います。このタイミングを逃すと、次は犬や猫が体調を崩したとき。

犬や猫が病気をした後では、告知でペット保険に加入できない可能性があります。新たに家族になる犬や猫はどのような親犬・親猫から生まれてきたかわからず、強い体なのか弱い体なのか、一緒に生活してみないとわかりません。

経済的な不安を感じましたら、まずはその直感を信じてペット保険に加入することをおすすめします。

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カテゴリー:ペット保険,編集長コラム