今が家を買うチャンス!?超低金利の、住宅ローンに必須となるけ火災保険について

投稿日:2016年7月6日

人生の一大決心をして住宅を買おうと思い、住宅ローンを組もうとしたら、火災保険の契約を求められるのをご存知でしょうか。これは、住宅ローンを組む際に銀行など質権を設定する金融機関が、火災などで建物がなくなってもきちんと貸し付けたお金を回収できるようにしているのです。

なぜ、このローンを組む際に火災保険が必要になるのでしょうか。

住宅ローンを組もうとすると、数十年にわたり金融機関から融資を受けることになります。ところが、この間に、建物が火災で焼失してしまった場合、ローンを貸す銀行側、ローンを借りる借り手側、どちらも多大な損失を被ることになります。この損失を補償するのが「住宅ローン向け火災保険」ということです。

まず、銀行側から見ますと、融資をする場合、その土地や建物を担保にするのが普通です。ところが、建物だけの担保で、この建物が焼失してしまった場合、担保していたものがなくなってしまい、債権を行使できなくなります。

ですので、銀行は、融資している間に借り手側の住宅が焼失した時でも、担保が減少したり、無くならないようにするように保険をかけて、損失をまかなうのです。

借り手側から見ますと、20年などの長期ローンを組むことが多いのですが、その間に、火災で焼失すると、多額のローンが残ってしまいます。

新たに家を建てようとしたり修理をしたりしようと二重のローンを組むことになり、さらに多額の支払いに困ることになりかねません。家を借りるにしても、お金が必要です。また、焼失した家財道具も戻ってきません。

これらの事から、保険の加入を義務付けられていますので、火災保険は、安心のためにも万一の際のためにも必要になるということです。ただし、加入は、契約内容をよく吟味することが大事になると思います。

例えば、補償額はどれくらいなのか、補償期間はいつまでなのかということを確認することが大切ですし、どこまでがどのように補償されるかを必ず知っておく必要があります。地震や災害の多いところでは、地震や災害などを補償する特約をつけるのもいいかもしれません。

火災保険の目的は建物だけでなく、家財も忘れずに

また、家財道具の保険も特約でついていない場合もありますし、家財道具の保険の場合、家族が増えたり減ったりするにつれ、最初にかけた保険を見直す必要があります。2

0代で2人暮らしの時と、40代で家族4人に増えた場合だと、家財道具の数も質も違うということです。また、保険料は一括払いで支払うと10万円以上変わる場合があります。これらのことをふまえて保険を選ぶのが、賢い保険選びになります。

著者の情報

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日吉 浩之自動車保険の専門家
国内系大手損害保険会社でにて主に自動車販売会社の代理店営業を経験したのち、SBIホールディング社にて日本最大級の一括見積もりサイトの運営に従事。生損保約40社とのビジネスを介して、保険のダイレクトマーケティングを行ってきました。現在は株式会社プリモポストの代表取締役として、アニメーション動画(Youtube)を通じて保険をわかりやすく紹介する事業にも取り組んでいます。
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カテゴリー:火災保険